オーストラリアで賃貸契約する方法!物件形態・おすすめサイト・内見から契約まで

オーストラリア役立ち情報

まずオーストラリアに来て、ほとんどの人はシェアハウスに住むのが主流かもしれませんが、

「シェアハウスにはできるだけ住みたくない・・・」

「オーストラリア生活にも慣れてきたし、そろそろ賃貸契約したい!」

という方もいるはずです。

私も、何回かシェアハウスで住んできましたが、賃貸を借り始めた今、

「もうシェアハウスには住めないな・・・」と思っています(笑)

シェアメイトに気を遣わず、ストレスフリーな生活をするためにも自分だけのスペースがあることは大事ですよね!

今回は、オーストラリアで賃貸物件を探す上でのおすすめサイト、内見から契約までの流れを解説していきたいと思います。
参考になれば幸いです。

賃貸物件契約までの苦悩

私は、私のパートナーと一緒に住める賃貸を探していたのですが、

賃貸を探し始めてから住むまで、約2ヶ月かかりました。

当時の私は、”TAFE入学+家探し+職探し”というストレス祭りでした。

めげずに探し続けたところ、理想よりだいぶ小さい1LDKの家ですが、見つけることができました!

今、オーストラリアで賃貸物件を探していてくじけそうな方がいたら、安心してください。
探し続けたらいつかきっと見つかります!

物件形態

オーストラリアでの物件形態(Property type)は、大きく分けて4種類

・House
・Apartment(studio/unit/flat)
・Townhouse

・Granny Flat

House

日本で家を賃貸契約するってあるかもしれませんが、あまり聞かないですよね。

オーストラリアでは、形態はさまざまですが、家を丸ごと借りることができます。

家を借りる場合によく聞く形態は、Duplex(Semi-detached)

Duplexとは、”半戸建て住宅”。
隣の家と一つの共通の壁を共有し、それぞれ玄関とガレージがついている二重住宅のことを言います。

家を丸ごと借りるより、Duplexの方が家賃が低いことが多いです。

Apartment(studio/unit/flat)

Studio

Studioは、日本でいう”ワンルーム”。

一人暮らしで、費用を抑えたい方におすすめです。
ただ、基本的にキッチンスペースが小さいため、自炊をがっつりしたいという方には向いていないと思います。

Unit(Flat)

Unit(Flat)は、アパートを想像してもらうとわかりやすいと思います。

1LDK、2LDKさまざまです。

Townhouse

Townhouseは、通常、2階建て、少なくとも一つの壁を隣の家と共有し、庭がついています

イメージ的にはこんな感じ↓

二人暮らし、または家族や友達と住む方に向いているお家です。

Granny Flat

Granny flatは、直訳すると「おばあちゃん住宅」(笑)

Duplexと似たような形態です。
以前に退職したご老人が住んでいたことからGranny Flatと呼ばれるようになったそうです。

母屋と少し離れた(または、壁を共有している)小さな家のことを指します。

一人暮らし、もしくは二人暮らし向きのお家です。

賃貸物件探しおすすめサイト

オーストラリアで賃貸を探すとき、主に使われるサイトは2種類

・Realestate.com https://www.realestate.com.au/rent/
・Domain
 https://www.domain.com.au/

この上記二つを抑えれていれば間違いありませんが、他に

・Flatmate https://flatmates.com.au/

Flatmateでは、Studio, Unitスタイルの物件を稀に見つけることができます。

ちなみに私は、Realestateを主に使用していました。
サイトも分かりやすく、使いやすかったです。

内見から契約まで

簡単な流れはこんな感じ

1.内見
2.賃貸申込書の記入と申請
3.エージェントから申請承認の連絡が届く
4.契約書にサイン、家賃(レント)と敷金(デポジット)を支払う
5.物件引き渡し

日本と賃貸契約するときと同じような流れです。

すべての手続きは、オンラインやメールでのやりとりです。

内見(inspection)

物件探しのサイトから、気になる物件のページにて内見のリクエストメッセージを送ります。

どの物件も、基本的に”内見をしてから申し込んでください”と物件の説明文にかいてあり、

申し込みの際にも、内見へ行った日時を書く欄があるので、内見は必須と思ってください。

賃貸申込書の記入と申請(rental application)

一番重要なのが、賃貸申込書の記入

ここで、エージェントから信頼を得られないと、なかなか申請が承認されません。
(私は、何十件と内見へ行って、何十件と断られました・・・)

物件をきれいに使ってくれるか、以前に犯罪歴がないか、というのももちろん重要ですが、

契約期間中、家賃を滞納せずに払えるだけの貯金、または仕事があるか

という点が一番重要です。

事実、エージェントに「まず6か月間での契約、プラス3ヵ月分の家賃前払いが可能であれば、あなたの申請を承認します」と、連絡がきたことがあります。

エージェントが言うには、以前の契約者が家賃を滞納していたため、家主がかなり慎重なんだとか・・・
日本で家賃を滞納する人はあまりいないか、もし滞納したらすぐ追い出されてしまいますよね・・・。

オーストラリアでは、滞納する人が多いのかもしれません・・・。

申請承認の連絡が届く

ここまでこれば、99%家探し成功!

私の時は、電話とメール、両方から連絡が来ました。

メールに記載されている期日までに必要書類いつから住み始めるかなどを返信します。

賃貸申込書について

日本と違い、圧倒的に厳しい審査がこの賃貸申込書だと思います。

記入する内容は主に、

・個人情報(名前、生年月日、電話番号)
・自己紹介文(自分の性格、趣味、仕事について)
・住所歴(過去2年間または2年より前の住所歴)
・勤務先(会社の名前、業種、いつから働いているか)
・収入
・身分証明書
・緊急連絡先
・身元保証人(友人や家族の名前と連絡先)

財力に余裕のある方は、家賃を記入する欄に元から提示されている家賃よりも多めに家賃を記入することで、ほかの申請者と差をつけることもできます。

住所歴・勤務先

それぞれ証人(レファレンス)を提出する必要があります。

住所歴

以前住んでいた家主、またはエージェントの名前と連絡先を記入し、彼らに認証してもらう必要があります。

勤務先

同様、雇用主を”証人”として記入し、認証してもらわなければいけません。

もし、仕事をしておらず現在の勤務先がない場合過去2年間の職歴を記入する必要があります。
もちろん、それぞれ仕事先の雇用主を”証人”として記入し、認証してもらわなければいけません。

認証されなくても申請はできますが、認証された方がエージェントへの信頼度が高まります

過去に、家主や雇用主とトラブルがあった場合、不利になるというわけです・・・。

身分証明書

パスポートまたは、現地の運転免許証、ビザの提出を求められます。

学生の場合、入学証明書を提出することもあります。

賃貸申込書記入のコツ

私が賃貸を探していた時のように、働いていない方の賃貸申込書のコツとして、自己紹介文に、

「I don’t have a job at the moment but I’m going to find it once I have a house for rent. (仕事はしていませんが、家が見つかり次第、仕事を見つける予定です。)」

「I have enough savings in my bank account so let me know if you’d me like to provide a balance of savings. (貯金は十分あるので、必要であれば貯金残高証明書を提出できます。)」

という文章を入れるのと入れないのとではだいぶ違いました。

もし、苦戦している方、一度この文を入れてみてください!   

  

私の場合は、家探し中、友達の家に住んでいたので

「Currently, I’m looking for a job. It’s been difficult to find a job while couch surfing at friend’s house so understand that please.」

という文章を入れていました。

まとめ

私の実体験をもとに、オーストラリアでの賃貸契約の方法についてご紹介しました。

私の個人的な状況的に苦戦したのかな、と思っていましたが、

聞く話、ある程度安定した収入がある方でもスムーズに賃貸を契約するのは難しくなってきているみたいです。

契約に苦戦している方、これから物件探しをする方、諦めないければいつかはどこかしら見つかるはずです!


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