私がワーホリ期間中に経験した、
・ローンパインコアラサンクチュアリでのボランティアについて
・ボランティア応募方法
・一日の流れ
をご紹介します
私がワーキングホリデーでオーストラリアに来た理由は、まさにこれ!
”ローンパイン・コアラ・サンクチュアリでボランティアがしたい!”
オーストラリアのTAFE(州立専門学校)で動物について学ぶことに興味がある方は、私が現在通っているTAFE/アニマルケアサービスについて書いた記事があるので、ぜひ見てみてください。
オーストラリアで動物園ボランティアを考えている方、興味がある方の参考になれば嬉しいです。
なぜボランティアに応募しようと思ったのか
元々私は、動物園の飼育員になりたいという夢がありました。
そこで、高校生の時、初めてローンパインを訪れた際、
「なんて自然に近い飼育の仕方なんだ!!」
と衝撃を受けました(笑)
日本の動物園は、檻の中に入れられている動物たち・・・という印象が強いのは皆さんも同じでしょうか?
”檻”というものがほとんど無いオーストラリアの飼育の仕方に私は感動しました。
そこから、ここで働いてみたい!という新しい夢ができました。
オーストラリアで飼育員になるには、経験があるほど将来仕事を見つけやすいです。
(飼育員のみなさんは、ボランティアを1年以上した後、働いている方がほとんどです)
そこで、1年間の語学留学を経てそこそこの英語力があったこともあり、ワーホリに行くなら半年間はローンパインでのボランティアをやってみよう!と、応募に至りました。
応募した方法
ローンパインコアラサンクチュアリのウェブサイトから簡単に応募できます。
(サイト内で日本語・英語の言語設定変更可能です)
私が応募したのは、”Wildlife Volunteer Program“というものです。
募集要項
公式ホームページに記載されている日本語版の募集要項はこちら。
「非常に優れたレベルの英語理解力とリスニングスキル」
と記載されてあり、少し応募するのが億劫になりそうですよね。
やはり、ある程度の英語力はあったに越したことはないです。
働いているスタッフのことを考えても、言葉が全く通じない人に仕事は任せられないですよね。
少なくとも中学英語レベルは鍛えてから応募するのをおすすめしますが、
やる気と積極性があれば、なんとかなるのは事実です(笑)
申請フォーム
”Wildlife Volunteer Application form“に記入後、表記されているemailに送れば後は返事を待つのみです。
オーストラリアあるあるですが、1日2日では返信は来ないことを胸に、気長に待ちましょう(笑)
私は、日本にいるときにボランティアに応募しました。
ボランティアプログラムを担当している方に、「いま日本にいるけど、〇月〇日から働けます」と伝え、問題なくボランティアを始めることができました。
ボランティアの一日
※私がボランティアをしていたのは、2022年なので現在の仕事内容は少し変わっているかもしれません。
仕事の簡単な流れはこんな感じ
8AM 仕事スタート
動物の展示場の掃除
10AM Morning tea (20分ほどの休憩)
10:20AM 午前中にした掃除の続き or 餌の準備
12PM 昼食
12:30PM 餌の準備やその餌を展示場に置きに行く作業
2:30PM 帰宅
※帰宅時間が4pmに変更されています。(2023年11月)
6種類の動物セクションに分かれており、ローテーションで日ごとに変わるため、仕事内容もそれぞれの動物セクションにより違います。
6種類の動物セクション
・鳥類
・有袋類(カンガルー、ワラビーなど)
・家畜動物(ヤギ、ヒツジ、ニワトリなど)
・哺乳類(オーストラリア固有の哺乳類:ウォンバット、ディンゴ、イキッドナなど)
・コアラ
・爬虫類(トカゲ、ヘビなど)
哺乳類の日は、基本午前哺乳類、午後コアラのセットで仕事をします。
爬虫類に関して、半年間のボランティアの中で2度だけ、
トカゲのいない展示場の草抜きと、爬虫類展示場の窓ふきをしました。
基本的に、爬虫類担当の日はないと思った方がいいです。
8AM
オフィスに行くと、ボードに自分の名前とその日の担当の動物セクションが書かれているので、トランシーバーを使って、担当のセクションにいる飼育員さんに自分が来たことを伝え、どこに行けばいいのかを聞きます。
基本、朝の仕事は、動物の展示場の掃除です。
暑い日は大変ですが、近くに動物たちがいるので癒されます(笑)
12:30PM
昼食後の作業は、餌の準備です。
餌の表がそれぞれの動物に用意されているので、それを見ながら野菜やフルーツを切ったり、ペレットなどをトレーに入れていきます。
調餌場は、エアコンがついていてラジオが流れているので優雅に動物たちの餌の準備ができます(笑)
最初は、餌の表に表記されている野菜や果物の名前が理解できず、ほかのボランティアの子や飼育員さんに聞きまくっていました・・・(笑)分からないものをほうっておくよりましですよね!!
一日の仕事は、動物セクションによって変わってきます。
コアラの日は、ひたすらユーカリの木の入れ替えをしていました。
まとめ
動物について疑問に思ったことなど質問があれば飼育員さんが優しく教えてくれるので、積極的にコミュニケーションを取ることをオススメします!
「この子はやる気があるな」と思ってくれたら、掃除や餌の準備以外の仕事もやらせてもらえるかも・・・?
すべて英語環境なので大変なこともありましたが、ほかのボランティアの子と友達になれたり、オーストラリア流の動物の飼育方法を知れたりと、とても楽しかったです!
もし読者の皆さんの中で、やろうか考えている方がいれば、ぜひ応募してみてください!
素敵な経験になるかと思います:)