今回は、私がワーキングホリデーの時働いていたフルーツファームでの一日の流れ、仕事内容等についてお話していきます。
私がライチファームを選んだ理由は、
「楽そうだったから!」
実際、暑い中ライチをひたすらピッキングするのは大変でした(笑)
個人的に、ライチ、マンゴー、アボカドの中では、アボカドか一番楽だった印象です・・・。
あくまで私の体験談ですが、フルーツファームで働くことを考えている方の参考になれば嬉しいです。
私が働いていたフルーツファームとファームの種類
私はクイーンズランド州のヤプーン(Yeppoon)にあるフルーツファームで働いていました。
(正確に言うと、バンガンダラというヤプーンから車で15分ほど離れた地域で働いていました)
ヤプーンは、クイーンズランド州に住むオーストラリア人なら誰しも知っているリゾート地として有名です。
ヤプーンには、ビーチ、プール、船で行けるケペルアイランドがあり、素敵なところなので海好きの方には特におすすめです。
果物・野菜ファームの中で、
1種類の果物または野菜だけ育てているファーム
何種類かの果物・野菜を育てているファーム
に分けられるのですが、私が働いていたファームは後者。
ライチをメインに育てていて、その他マンゴー、アボカド、カランボラ(通称:スターフルーツ)を育てているファームでした。
後者のファームで働くメリットとして、
・1種類の果物の収穫時期が終わっても、すぐに他のファームを探す必要がない。
という点です。
ライチの収穫時期は、10月~3月。
アボカドの収穫時期は、3月~11月。
というふうに、1年間なにかしらの仕事が発生するため、私は11月~3月末まで同じファームで働いていました。
セカンドやサードビザを取るために必要な労働日数に対して、ビザ有効期限がギリギリの方におすすめです。
色々なファームを経験してみたい方、私のように一気に働いて一気に終わりたい方、
様々だと思うので、それぞれに合ったファームを選んでくださいね。
※補足
家族経営ファーム
企業経営ファーム
があります。
私は家族経営ファームで働いていたのですが、
家族経営ファームは、アットホームでファームオーナーがパーティーを開いてくれたり、悪徳ファームのリスクが低い反面、
企業経営ファームに比べて自由度は低いと感じました。
細かいルールがあったり、
オーナーも一緒に作業したり、
ちょくちょくしっかり働いているかチェックしに来たりするため、サボれないです(笑)
時給制ということもあり、そりゃオーナーの立場で考えれば、自分のビジネスを守るため当たり前のことですよね。
”自由度が低い”と言っても、日本の労働環境に比べれば自由です(笑)
ファームでの一日
ライチシーズンの一日をご紹介します。
簡単な流れはこんな感じ
5:00AM 仕事スタート|ライチピッキング
10:00AM 昼食
10:30AM ライチパッキング
1:30PM 帰宅
≀ 自由時間
5:00PM 夕飯作り
≀ 自由時間
8:30PM 就寝
5:00AM
まだ朝日も昇り切っていない時間から働き始めます。
ライチは、日差しに弱いため朝早くから摘み始めて、日が昇って暑くなる前に引き上げます。
日が昇る前は快適ですが、だいたい9時ごろから徐々に暑くなってしんどくなってきます・・・。
気温が高すぎる日は、早めに切り上げることもありました。
作業中お腹がすいたら、ライチを摘みながら食べ放題できるのでライチ好きは最高ですよね。
ライチの木の大きさはさまざまで、少し背伸びしただけで摘める低い木もあれば、
木登りやはしごを使わないと摘めないくらい高い木もあります。
木登りなんて小学生以来のことなので、怖くもあり楽しくもありました(笑)
10:00AM
私は早起き苦手な人なので、
「10時なんて朝食食べてた時間だよ・・・」と思いながら昼食を食べます(笑)
昼食には、サンドイッチや、おにぎりを食べていました。
10:30AM
午前中に収穫したライチたちを包装(パッキング)していきます。
だいたいパッキング作業には3時間ほどかかりますが、
日によってたくさん採れた日、採れなかった日があるため、
帰宅時間もそれに伴って遅くなったり早くなったりします。
1:30PM
帰宅です!
仕事が終わったらまずシャワーを浴びて、
昼寝をしたり買い物に行ったりビーチ沿いを散歩しに行ったり・・・。
私がいたファームは街まで車で15分だったので、気軽に買い物へ行けました。
5:00PM
夕飯作り。
私は、オーストラリア人パートナーと一緒にファームで働いていました。
なので、基本二人で一緒に作ったり、
彼の友達カップルがヤプーンに住んでいたので、彼らとパブへ行ったりしていました。
8:30PM
さっきも言ったのですが、私は早起きが苦手です・・・(笑)
遅くても9時か10時には寝ないと次の日4時に起きれないので、早めに就寝していました。
マンゴーパッキングとアボカドピッキング&パッキング
マンゴーパッキング
私が働いていたファームでは、基本的に
マンゴーピッカー(マンゴーを摘む人)は男性
パッキングは女性
という風に分かれて作業していました。
マンゴーは、摘むときにマンゴーサップという樹液が飛び、それが皮膚にかかるとアレルギーを持っている人は特にひどく腫れてしまいます。
(気になる方はネットで”mango sap burn”で検索してみてね)
私のパートナーは、マンゴーピッキング後、ひどく顔が腫れて、のどもかゆいという症状が出たため、彼はパッキングチームへ移動していました・・・
パッキングする際マンゴーは一旦洗浄されますが、万が一マンゴーサップが付着していることを考えて、できるだけ顔は触らないようにしてくださいね。
大きいサイズのマンゴーは重く、ずっと作業していると腕が痛くなります。
マンゴーは傷つきやすいため、慎重にでも早くパッキングしていきます。
音楽やpodcastを聴きながら日陰での作業なので、個人的にはライチよりもマンゴーの作業が好きでした。
アボカド
ライチ、マンゴー、アボカド、この3つの中で私が一番好きな作業はアボカド!
アボカドは、木にぶら下がって実っています。
そのため、日陰で作業できるのです!
低い木だと、座ってピッキングできます。
ただ、地面に落ちて腐っているアボカドを踏んでしまうとうんちを踏んだみたいな悪臭がするので注意です。
パッキングはアボカドの形的に若干難しいですが、マンゴーのように傷つけることを心配する必要もなく、気楽に作業できます。
ファームは大変だけど良い経験!
ファームで働くと、健康的な生活になります(笑)
一人で行くより、恋人や友だちと一緒に行けばより楽しいのでおすすめです。
英語の助け合いにもなりますしね。
実際、パートナーがいたから4か月間のファームジョブをやり切れた気がしています(笑)
ファームではいろんな国の友達ができます!
なかなかできない経験だと思うので、ワーホリでオーストラリアに来たなら一度は経験してみても無駄にはならないと思います:)